思い出した昔のエントリーを再掲。
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「お父さんはシリウスになるからね。」
2008年47歳の若さで肺ガンのためこの世を去った上田現が子供達に残した最期の言葉。
彼はまぎれもなく、元ちとせ最大のヒットである名曲「ワダツミの木」の作者である。
そして、彼が提供する曲の中にはつねに「星、宇宙、空」の存在が見え隠れしているから、その言葉はあながち嘘ではないかもしれないと思えてしまう。
そして彼の遺作となってしまったのが、
元ちとせの「カッシーニ(土星に環がある理由)」。この曲にも彼は、
普遍的な宇宙の存在を閉じこめた。
彼と元ちとせの最後の共同作にして、最高傑作。
彼の意志は、それを理解した元ちとせの声を通して永久に宇宙を漂うだろう。
元ちとせ「カッシーニ(土星に環がある理由)」歌詞
”たとえ世界が喜びにあふれ、光輝いた朝を迎えても
もしあなたが消えてしまったら 私にとっては もうここはさみしい所”
「カッシーニ」とはNASAが土星に飛ばした探査機の名前だが、
この歌詞に秘められた上田現の暗号にあなたは気づいただろうか?
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このエントリーを書いたのは2009年のこと。
2017年、本日のニュースには
『今月下旬以降、土星に接近させて観測を行ったあと、
ことし9月、土星の大気圏に突入させるという計画を発表しました。』
とありました。
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